【加入体験談】保険を考えるなら共済をベースに！
こんばんは。ぴやです。
今回は、ぼくが入っている共済についてご紹介します。
そもそも共済とは
共済とは、一定の地域や職域にいる仲間たちが経済的に助けあうことです。字義からいえば「ともに（共）すくう（済）」こと。狭い意味では、協同組合や労働組合などが行う“保険事業”をいいます。
たとえていうと、保険がタクシーなら共済はバスのようなものです。バスはより多くの人たちが利用できるように、停留所から停留所まで、路線 や下車地点があらかじめ決められていますが、大勢の人が乗るのでたいへん安あがりです。共済は低料金で乗りごこちのよいバスだといえるでしょう。（都民共済HPより）
保険との大きな違いは、営利を目的としていないこと。
助け合い（相互扶助）が第一の目的ですので、過剰な利益は、会員に還元される仕組みとなっており、
結果として、同じ保障でも、一般的な保険より掛け金が少ない場合も多いです。
共済って色々あるが・・・
最も身近な共済は、都道府県民共済グループによる共済でしょう。
一般的に「県民共済」と呼ばれているものです。
駅のフリーペーパーラックや自宅へのポスティング等で目にすることも多いと思います。
39の都道府県*1において加入が可能です。
なお、神奈川県では、都道府県民共済グループより早く別の団体が”県民共済”を初めており、
後から進出してきた都道府県民共済グループは、名前が重複するのをさけるため、
神奈川県においてのみ”全国共済”という名で事業展開しています。
共済のメリット
安い！
早い！
ゆるい！
掛け金が「安い」
一般的な保険と比べて、掛け金が割安です。
営利目的でないため、その年の共済金（保険金）の支払いが少ない等、
経費が少なくて済んだ場合は、会員に対して割戻金が支払われます。
例えば、平成26年度の都民共済の割戻率は、総合保障型・入院保障型の場合、32.64％でした。
つまり、掛け金2000円/月の共済とした場合、約650円/月が還元される事になります。実質掛け金：約1350円/月！
共済金（保険金）の支払いが「早い」
万が一に、保証内容に該当する状態となった時の支払いが、他の保険会社に比べて早いことが多いです。
これは、設定している保障内容がシンプルなため、複雑な算定をする必要がなく、
スピーディーな支払いが可能となっているのです。
共済金がおりるという時期は、本人にとっても家族にとっても大変な時期なはずです。
素早く共済金がおりることで、精神的・金銭的な負担が軽減されるこはありがたいことです。
加入が比較的「ゆるい」
ゆるいというのは語弊がありますが、告知内容はかなりシンプルです。
大きな病気をしていなければ、大概の場合入れます。
ぼくも実際に加入しましたが、告知内容はかなりシンプルで、
こんな簡単な内容で大丈夫なのかな、と逆に不安になるほどでした。
共済のデメリット
やはり、保証内容がシンプルですので、共済をベースに他の保険を組み合わせるということが
必要かと思います。
また、掛け捨て保険ですので、貯蓄を目的とすることは出来ません。
ぼくの場合
住んでいるのは神奈川県ですが、職場が東京都ということもあり、都民共済に加入しました。
申し込んだのは、人気が最も高いと記載のあった、総合保障２型（月掛金2000円）です。
加入申込みの際、告知事項は６点。
- 現在治療中だったり、治療が必要と指摘されていないか。
- 慢性疾患でないか。もしくは完治から５年以内でないか。
- 慢性疾患や中毒のために薬を常用していないか。
- 過去１年以内に14日以上入院や同じ病気・ケガで20回以上通院してないか。または、過去3ヶ月以内に心身に異常を感じる症状や変調がないか。
- 手術を受け治ってから1年以内でないか。
- 生涯や先天性の病気で日常生活に手助けが必要でないか。
ぼくは、歯周病の治療のため2～3ヶ月に1回、歯科医院に通院していましたので、1番に該当していると告知しました。
歯周病があると告知したらどうなるのか
申込書投函から数日後、共済から電話があり告知内容のヒアリングがありました。
告知がある場合、加入できるのは「２型」に限定される点と、歯周病に関する共済金の支払いはできない旨の説明がありました。
（むしろ、加入後に歯周病になっても共済金が支払われる可能性があると知り、逆にびっくりしました。）
共済から合意書が郵送され、返送。契約成立となりました。
みなさんも共済を活用してみてください。
