ぼくが転職してIT業界を脱出した話
こんばんは。ぴやです。
ぼくは、27歳で転職しました。
しかも、IT企業から全く別の会社へ。社内SEとかでもなく、管理部門で働いてます。
そこに至る経緯なんかを書いてみようと思います。
はじめに
ぼくは、新卒でIT企業に入社しました。
院卒だったので、その時の年齢は24歳です。
入社したIT企業は、華やかなインターネット系というわけではなく、
どちらかと言えばお硬いユーザー系のシステム会社。
(ユーザー系って言葉は後でご説明します。)
そんな会社から転職したお話を執筆してみました。
まずは、IT企業の分類から
一口にIT企業といっても種類があり、業務内容が全然違います。
IT企業というのは、映画会社っていうのと同じくらい”フワッ”とした言葉です。
映画業界といっても、制作会社やプロモーション会社、芸能事務所、映画館などなど、様々な業態が属しているのと同じ感じで。
IT業界には大きく4つに分類できます。
(いろいろな分類の仕方があり、一概にバシッと分類できないのですが…)
Web・インターネット系の会社
主に、ネットワークの構築やインターネット広告など企業向けのサービスを提供する企業。
楽天やサイバーエージェントなどが該当し、華やかな印象です。
システムインテグレーター(システム作成会社。SIerと呼ばれる)
システムの構築を受注する会社。
こんなシステムを作って欲しいという依頼を受けたシステムインテグレーターは、機械を買ったり、ソフトを買って(作ったりして)設定したりしてシステムを作ります。
さらに、システムインテグレーターは業態によって、「メーカー系」「ユーザー系」「独立系」に分類されます。
- メーカー系:親会社がコンピュータ関連メーカー会社。(富士通やNECなど)
- ユーザー系:親会社がもともとシステムを使う立場=ユーザーだった企業。(元銀行のシステム部門だった会社や新日鉄住金ソリューションズなど)
- 独立系:親会社がなく資本的に独立している会社。(TIS、大塚商会など)
ソフトウェア会社
ソフトウェアを作成する会社。有名なところでは、マイクロソフトやジャストシステムなど
ハードウェア会社
ハードウェアを扱う会社。(ヒューレット・パッカード・エンタープライズなど)
これらの会社は、上の4つの分類のうち、複数の性質を兼ね備えていたり、グループ会社で分担していたりと、様々です。
ぼくは、ユーザー系のシステムインテグレーターで働いていました。
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なぜIT企業を選んだか
「なぜ、あなたはITという業界で働きたいのですか?」
IT企業のエントリーシートや面接で必ず直面する質問です。
ぼくは、ここでこう答えたりしてました。
1つ目は、システムこそ企業の根幹に深く関わっていると感じたからからです。だから、それを作り、守り、世代交代させるIT企業で働くことは、社会を動かす部分を目の当たりにできると考えました。
2つ目は、システム開発から保守運用に至るまで、その一生にかかわることができるからです。自分で作ったものは、最後まで面倒をみたいという、私の気性の根本に合致しています。
なんか臭いですが…(´・ω・`;)
ちなみに、面接官がこの類の質問をする意図は、それ論理的に説明できるかを試すことにあります。
IT系スキルって会社に入ってみないと、何が必要か分からないことが多く、大学で情報系の勉強をしていたとしても、入社して活かせることはかなり少ないと考えておいたほうが正解です。
だって、お客さんの要望で必要なシステムや製品が決まり、必要なスキルが決まっていくと言っても過言ではありません。
入社前の知識に期待なんかしていなく、とにかく入社してから身に付ければ良いと思います。
実際、ぼくは大学や大学院で情報系の勉強をしていません。
卒業研究で、C言語でプログラミングする必要があり、独学で曲りなりに使えるようになりましたが((とは言っても)、ポインターとかよく分からずなレベルです…)、就職してからはプログラミングを業務でしたことはありませんでした。
つまり、IT企業は、新卒に即戦力を求めていません。
入社してから"うちのやり方"を吸収してくれる人物を求めています。
そんなわけでシステム会社に入社したのでした。
なぜ、辞めようと思った?
それは、part.2で~(*´・ω・`)ノ
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